Hieha SQ-1 のアップグレード

前々から、よくSQ-1SQ-1とか書きながら、まったくもってレビューしていなかったSQ-1なのですがやっとこすこしレビューしようとおもいます。購入自体の経緯がちょっと特殊でFacebookの3Dプリンターコミュニティで知り合いになりましたSUMAOPAIのMarineさんから直接購入しました。
アフターサポートなどについても、Facebookで積極的に活動されており、頑張って日本語で対応していただています。

画像はAmazonで販売されているものから拝借しています。
たぶん8インチか10インチのものかな?Hiehaシリーズは3兄弟となっておりSQ-1,2,3とありそれぞれ造形サイズが異なります

SQ1SQ2SQ3
造形サイズ115x65x100192x12x200215x135x200
タッチパネル3.5インチ3.5インチ3.5インチ
システムnanoDLPnanoDLPnanoDLP
LED50W(405nm)50W(405nm)50W(405nm)

SQ-1はPhotonやElegooMarsと同じ5.5インチカラーLCDが搭載されており、使用されているLCDは交換時に確認しましたがSharp LS055R1SX04が使えております。この辺りは別記事を参照してみてください。

SQ-1ユーザーの中で一番大きな問題となっているのが、nanoDLP機なのですが、nanoDLPのアップデートシステムを使いバージョンアップすると、システムがハングして全く使えなくなるというなかなか厄介な問題児となっております。

基本的にはRaspberrPiとLEDドライバ、ステッピングモータードライバが乗ったシールド基盤の組み合わせなので、汎用のnanoDLP互換なのかと思ったらどうもそうじゃないらしく、基盤に合わせて独自で再コンパイルしている模様。当実験室でも素のnanoDLPに入れ替えてやろうかといろいろ画策してみたのですが、なかなかうまくいってないです。そんなこんなでごちゃごちゃやっているところ先のMarineさんから助け舟が。

「工場で試している新バージョンがあるが試してみないか?」

新バージョンにするには、タッチパネルのファームウェアのアップデートと本体OSのリセットが必要となるということで、PayPal経由でお支払いして購入。私の場合TDLという運送会社を通じて3-4日で配送されました。

分解方法や、交換方法も動画で共有していただきサクッと入れ替えて稼働中です。この更新を行ったことでの一番のメリットは、LCDのインターフェイスが刷新されます。基本はnanoDLPの3.0台のUIっぽいのですが、Heihaさん独自の仕様のようでちょいちょい違います。

まず、ホーム画面からですが、CPUの負荷率やメモリ使用量、基盤温度が表示されるようになりました。でもこの温度ってたぶんRaspberryPiのシステム温度なので平気で60度をこえてきて精神衛生上あまりよくありません(苦笑)

この辺りも仕様も最新のnanoDLPと全く同じなので仕方ないかな?違いはグラフが上にあるか下にあるかだけ? むしろグラフはあまりあてにならないのでこれでいいと思います。

実際の製造時に選択するPlatesボタンを押すとファイル一覧が表示されせんたくすることになるかとおもいますが、従来機では断面図のみが表示され何のファイルなのかわかりづらくなることが多かったかと思います。新しいバージョンではサムネイルが表示されるようになっており、事前にどのデータかを確認しやすくなりました。これだけでもアップデートするメリットは十分あると思います。

このようないろいろな事情があり、私の持っているSQ-1の個体は少し特殊な状態となっているのでした。

本体の購入ですが、Amazonから購入可能です。下記にリンクを張っておきますがSQ-1は
メーカーがHiehaとHieha3D、SUMAOPAIの三つから出ていますがすべて同一機種となります。
Marineさん曰くすべてブランド名は異なるが同じものとのことです。
HIEHA、HIEHA3Dだと現状海外から配送されるみたいです。納期は3~4日なので、安いほうで買っても問題ないと思います。
SUMAOPAIから買う場合はAmazonプライム発送に対応していますので明日?届きます。

5月まではHiehaとして活動されていたようなのですが、7月ごろからはSUNAOPAIという名前で販売されているため会社名が変更になった様子です。このあたりいろいろな事情があるようです。


日本のAmazonでHiehaと検索したり、メーカーリンクを押すとアダルトグッズが並んでしまい、少し気まずいことになっているんのも影響があるかもしれません。私も購入直後、メーカリンクを押して少し困惑しました。

最後になりましたが、サポートしていただけているMarineさんのプロファイルの公開許可が出ましたので、ご紹介しています。私と同様のアップグレードキットが欲しい場合には連絡くださいとのことでした。メーカーとしては反響次第では今後Amazonへの出店も検討していただけるようです。
価格は私が購入時点で6500円(送料込み)とのことでした

SUNAOPAI 担当者 Sky Marineさんのプロフィールページへのリンクです
https://www.facebook.com/sky.marine.568/

他のトラブル事例として

  • 電源容量が不足し、造形中にリセットされる。(初期ロットのみ 3A→4Aの電源に変更)
  • ドライバーシールドの不良(補修部品をメーカ取り寄せ)
  • フレキケーブルを挟み込んだことによる破損・ショート

3つ目については知人が実際に発生したメーカーから受け取った時点で発生していた冗談のようで本当のお話です。

荷物を受け取った直後から動作確認時点で安定せず、試行錯誤した挙句本体を分解したらLEDの前にLCD用のフレキが挟まっており50WのLEDであぶられて焦げた挙句ショートし、LCDを道ずれに死んでいたそうです。このパターンも工場からケーブルとLCDを補修部品で取り寄せ交換対応はしてくれたそうです。

他の購入者はいくつかトラブルにあってしまった方もいらっしゃるようですが、私の個体は大きなトラブルもなく、順調に稼働しております。私個人としては、親身になって相談に乗ってくれる良いメーカーと判断しています。

かといって手放しでほめることができないのも実情で、工場手配とはいえ海外発送となっているので、納期がかかるのと送料がを合わせるとやはりお値段が・・・・、Amazonポチっとできる他のメーカと比較するとどうしても価格が高く見えてしまいます。

私の場合、電気的に互換性があることがわかり次第他メーカーでも流用しちゃうのでこのあたりあまりデメリットに感じていませんが、SLA中級者とか、FDMで自作してた!っていう人向けかなと思います。

楽しい3Dプリンタライフを!

※改造するとメーカーのサポート等は受けられなくなる恐れがあります
ご利用は計画的に

「Hieha SQ-1 のアップグレード」への2件のフィードバック

  1. 素晴らしいレポートありがとうございます。
    私も初期ロットをMarine様より購入し、ACアダプタの容量不足、レジンプロファイルの反映が出来ないなど数々の難関(笑)を乗り越え使用していました。
    NanoDLPのアップデートに関しても出来ない状態が続いており、2227で頑張って使っていましたが、色々と使い勝手の良いMarsばかり使うようになっていました。
    早速連絡し、返答を頂きましたので参考にアップグレードさせていただきます!

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    • お、同志がここにも一名。
      この対応した場合には、一気にベータ版の最新まで行けるので日本語でも利用できちゃいますので一気に使いやすくなりますよー

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