UVTools Version2.1.2 とNanoDLPでの使い方

変な思い込みでMacしかないと思っていたUVToolsのWindows版があるということを知り、ひとまずインストールしてみましたのでレビュー。ダウンロードはGithubで公開されておりますが、コンパイル済みのものもReleaseからダウンロードできますので、プログラムとかは・・・という方も安心です。

2021/1/6現在の最新バージョンはv2.1.2となっております。

Chitubox系の方であれば、大きな問題なく使用できると思います。スライス後のデータを指定して読み込みすることができます。

nanoDLPとなっており、スライス自体はSQ-1本体にSTLで移行して行う場合が多いかと思います。UVToolsの場合STLは扱うことができず。どうやって使っていいか最初わからなかったので、今回はそのあたりを重点的に説明します。

スライスデータの作成

まず最初にスライスデータを作成していきます、nanoDLPの場合、STLから内部のスライサーを使用してスライスデータをつくるのであまりなじみがないかもしれません。nanoDLPではSLC形式でもサポート自体はしているようですが、UVToolsではSLC形式がサポートされていないようです

手順としては
・chituboxでスライス
・保存ボタンで出力していきます。
  この際ファイルの種別はZipCompressを選択します。

このZipComppress形式で出力したものについてnanoDLPでも正常に読み込み、出力できることを確認しています。このスライスデータの作成の際に指定したレイヤーの高さとマシンプロファイルのレイヤーの高さは必ず合わせる必要があります。

無事データのやり取りができるようになったところでUVToolsに取り込んでいきます。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-2-1024x617.png

多くの機能があるので1回では説明しきれませんが、今回はnanoDLPで以前説明した機能PixcelDimmingを例に説明します。

ツールからPixcelDimmingを選択します。

すると、設定ダイアログが表示され、適用するレイヤーの範囲や壁の厚さ、パターン、濃度等をパラメーター細かく指定して適用していくことができます。そして最後に一番下のPixcel dimmingを押すと適用されます。

実際に適用された結果ですが、中央がグレーのパターンとなっているのが確認できます。
これをファイルからsave as でChituboxZip形式で保存します

nanoDLPへの取り込み結果ですが、中央部分にPixcel dimmingが適用されていることがわかるかと思います。

この方法を使った場合の若干の不具合としては、Plates一覧のサムネイルが表示されなくなってしまいます。
STLでアップすればサムネイルが出るのですが、この辺りちょっと面倒です。

Phrozen機は独自形式を使っているようなので、これが使えたらなとちょっと思っています。

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