今回新たなレジンを購入したので、レビューをかねてキャリブレーションしてみました
当研究室ではベタ置きでの造形が多いので、UVToolsを使用してElephant Foot Calibrationを行ってみました。
基本となるパラメーターは以下の通りです。
左側がRGBタイプのLCD時代のもので、右側は、Mono4Kで使用している場合の設定です。
バーンインレイヤー数 | 4 | 4 |
バーンインレイヤー硬化時間 | 50s | 7Sec |
通常レイヤー硬化時間 | 5s | 1.2sec |
レイヤー高さ | 30um | 30um |
これにくわえてUVToolsの設定としてWallDimmingとMorphーErodeの設定をしてみました。
Morph Elodeとは、外周を指定したピクセル数縮小する設定です。今回は1-4pxとしました。
WallDimmingとは造形物の外周を指定ピクセル分Dimmingしてくれます。今回は10pxで160~200の間で出力しました。


出力結果としては、写真じゃうまく表現できなかったのです。
Erodeの結果は4pxでも若干残っている様子
5-6pxの追加試験が必要そうです
続いてWall Dimmingはb160まで下げるとずいぶん改善している様子です。
こちらも完全には取り切れていない様子なので追試験していこうと思います。
元々のデフォルトでErodeが2-6px WallDimmingが140-200の20%刻みだったので、デフォルトでテストすればよかったかもしれません。
2022/1ごろから購入した製品で仕様変更があったようです。
以前のものも非常に安定しており、2021年中に6kgほど利用していましたが、2022になって明らかに顔料の量が増え、真っ白になりました。むしろ2021年の後半のものは顔料が少なかったのか黄変が目立っている時期もあったのですが、かなり良い方向に改善が入っています。また従来からボトルやパッケージも変わってきており、従来の茶色い便でよくトラブルのあった蓋が割れてしまいこぼれるといった問題が根本的に改善されてきていました。若干残念なのは、かなり頑丈にみっぷされいるせいで開封しづらいですね・・・。開封失敗してボロボロになったのでその部分の写真は無し!


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