はじめに
Bene6を導入してはや一年になりますが、クリアレジンのように硬化が早いレジンを使用する場合にはあまり問題にならなかったのですが。最近の出力で黒いレジンを使用するようになり。
何をしても脱落してしまう問題にぶち当たりました。
初期層(20sデフォルト)を60sまで伸ばしても、サポート・ラフトをつけてもダメ
剥離性能が悪いFEPっていうわけでもないのですが、とにかく落ちるのと、うまくいった場合でも現在並行稼働している1~4号機と比較してスルンととれるくらい定着性がわるいのです。
プラットフォーム事態をやすり掛けしてもよかったのですが、素材がアルミにアルマイト処理のため
やすり掛けをした後には何接着物質となるので、先にPEI版を導入してみました。

導入編
PEI版は、いわゆるバネ鋼といわれる鉄板と、磁石です。
磁石自体は両面テープが張られていて、プラットフォームに張り付けるだけで導入自体は可能です
だがしかし、BENE6の場合プラットフォームのキャリブレーション範囲がほとんどなく、若干の傾き調整ができるだけの作りとなっています。

今回導入した磁石とPEI板はセットで約2.1㎜あり、このままでは使用することができませんので、Zのホームポジションをいどうするひつようがあります。販売店での情報ではずらすためのステーを印刷しておいてくださいとありましたが、いうこと聞かず。
Bene6さんでは2点止めリミットセンサーのねじを一つはずし、斜めにすることで調節可能でした。
表面加工
購入直後のPEI板はかなりつるつるした状態で、結局のところ定着力は全くと言って上がっていなかったため、表面を400番の紙やすりをつかって鏡をつかった簡易的な定盤で一面荒らしてあげる対応を行いました。
本当はサンドブラストがあればブラスト処理するのがベストだと思います。
というかブラストあれば、プラットフォームを直接ブラストするだけでもOK化とは思います
楽しい3Dプリンタライフを!
※改造するとメーカーのサポート等は受けられなくなる恐れがあります
ご利用は計画的に
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